lesson-2_VercelにWEBサイトをデプロイしよう
🤵 UX のアップグレード
これで、ユーザーがNFTをMintできる、web3フロントエンドが完成しました。
しかし、お気付きのように、WebサイトのUXには多くの不都合があります。
以下のポイントを考慮して、UX/UIをアップグレードしましょう。
✅ ユーザーが正しいネットワークに接続されていることを確認する
あなたのWebサイトでは、ユーザーはPolygon Testnetに接続すれば、NFTをMintできます。
OpenSeaのように、ユーザーが間違ったネットワークに接続している場合、警告を出す機能を実装してみてはどうでしょうか?
また、ユーザーが間違ったネットワークに接続しているときに、Mint NFT
ボタンを見えなくする機能も有効な手段でしょう。
💫 取引状況の表示
現在、Webサイトでは、取引状況をConsoleに出力しています。
実際のプロジェクトでは、ユーザーがWebサイトを操作している間にConsoleを開くことはほぼありません。
トランザクションの状態を追跡し、リアルタイムでユーザーにフィードバックするような状態を実装できないでしょうか。
取引処理中はローダを表示し、取引に失敗した場合はユーザーに通知し、取引に成功した場合は取引ハッシュを表示する必要があります。
👉 資金が存在しない場合でも MetaMask を促す
MetaMaskのウォレットにETHがない場合、Mint NFT
をクリックしてもMetaMaskは反応しません。
よって、ユーザーには何のフィードバックもありません。
ユーザーが資金不足の場合でもMetaMaskがプロンプトされるようにできませんか?
ETHがいくら必要で、いくら足りないかをユーザーに知らせるのはMetaMaskであることが理想的です。
🛀 そのほかの Quality Of Life のアップグレード
そのほかに検討可能なQOLの変更をいくつか紹介します。
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ユーザーが一度に1つ以上のNFTをMintできるようにする。
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Openseaにあなたのコレクションへのリンクを追加する。
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コントラクトで何が起こっているのかをユーザーが確認できるように、検証済みのスマートコントラクトのアドレスを追加する。
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あなたのTwitter、Discordへのリンクを追加する。
アップグレードされたUXはこのようになります。
こちら のWebサイトは、UXのアップグレードの大部分を実装しています。
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実際にNFTをMintして、あなたのWebWebサイトとの違いを検証してみてください。
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あなたのGitHubアカウントにこのレポジトリをフォークしましょう。
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クローンしたリポジトリをあなたのローカル環境にダウンロードしてください。
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ターミナルを開き、ディレクトリのルートで
yarn install
を実行します。 -
yarn start
を実行してプロジェクトを開始します。 -
localhost:3000
でWebサイトをホストしながら、コードの中身を調べてみてください。
UIをアップデートする際に参考になるコードが、App.js
/ App.cs
/ Header.js
/ Footer.js
に隠されています ✨
ぜひ、あなたのWebアプリケーションをアップグレードして、HTML/CSS/JavaScriptへの理解を深めましょう。
web3フロントエンドのマスタに一歩近付くことができます。
ターミナルを閉じるときは、以下のコマンドが使えます ✍️
- Mac:
ctrl + c
- Windows:
ctrl + shift + w