JPYCについて
※ 本コンテンツはJPYC株式会社による公式コンテンツではありません。
💴 JPYC とは?
JPYC(JPY Coin)は、日本円と1:1でペッグされた日本円ステーブルコインです。
2025年8月に、JPYC株式会社は資金決済法に基づく**資金移動業者(第二種)**の登録を得ました。これにより、国内で最初の、日本円と1:1で連動する電子決済手段(ステーブルコイン)を発行可能な資金移動業者となり、2025年10月27日より正式に発行を開始しています。
詳細はJPYC公式サイトをご覧ください。
🔑 JPYC の特徴
1. 高速かつ低コストな送信
従来の銀行振込と比較して、JPYCを使った送信は下記の特徴があります:
- 24時間365日いつでも送信可能
- 数秒〜数分で着金
- 低い手数料(ブロックチェーンの手数料のみ)
2. プログラマビリティ
JPYCはERC20規格(イーサリアム互換)のトークンの拡張として発行されており、スマートコントラクトと組み合わせることで、自動送信や条件付き決済などの複雑な処理を実装できます。
3. 透明性とトレーサビリティ
すべての取引がブロックチェーン上に記録されるため、透明性が高く、取引履歴を追跡することができます。
4. JPYCは複数のブロックチェーンで発行(2025年11月現在では下記3つのネットワークに対応)
- Ethereum(イーサリアム)
- Polygon(ポリゴン)
- Avalanche(アバランチ)
📖 JPYC の仕組み
JPYCの発行と償還は、専用プラットフォーム「JPYC EX」を通じて行われます。 ユーザーが保有しているJPYCは、不特定多数の間で、自由に、金額の制限なく移転が可能です。
発行の手順
- 本人確認したユーザーが発行予約を行う。
- 予約時に指定された銀行口座に、銀行振込で送信する。
- 振込金額と同額のJPYCが発行される。
償還の手順
- 本人確認したユーザーが償還予約を行う。
- 予約時に指定されたアドレスに、JPYCを送信する。
- 送信したJPYCと同額の日本円が登録の出金先口座に振込される。
💡 このプロジェクトでの JPYC の役割
このプロジェクトでは、AI AgentがJPYCを使って以下の操作を行います:
- 総供給量確認:JPYCの流通額を取得
- 残高確認:ユーザーのJPYC残高を取得
- 送信処理:指定されたアドレスにJPYCを送信
AI Agentが自然言語での指示を理解し、これらの操作を自動的に実行することで、より直感的なweb3体験を提供します。
🙋♂️ 質問する
ここまでの作業で何かわからないことがある場合は、Discordの#jpycで質問をしてください。
ヘルプをするときのフローが円滑になるので、エラーレポートには下記の4点を記載してください ✨
- 質問が関連しているセクション番号とレッスン番号
- 何をしようとしていたか
- エラー文をコピー&ペースト
- エラー画面のスクリーンショット
次のレッスンでは、JPYC SDKについて学びます!