メインコンテンツまでスキップ

lesson-1_コントラクトの自動実行について

🔥 スマートコントラクトの自動化

今回、 農家はあらかじめNFTに有効期限を設ける仕様にしています。

そのためAssetTokenizationコントラクトは有効期限が切れたfarmNftがないかどうかの確認、 あった場合は削除処理をする必要があります。

上記の処理を定期的に手動で実行するのはコストも高いので自動で行えるようにしたいです。

本プロジェクトは分散型オラクルチェーンであるChainlinkの自動化機能を使用します。

📓 オラクルと chainlink ブロックチェーンにおけるオラクルとは、 スマートコントラクトにブロックチェーンの外部データを提供するシステムやサービスを指します。 オラクルにより時間やトークンの市場価格などブロックチェーン外部のデータをスマートコントラクトは使用できるようになり、 実現できるサービスの幅が大きく広がります。 しかしオラクルの情報は信頼できるのかという難しい問題があります(オラクル問題)。

chainlink はLINKというトークンによりインセンティブ設計された分散型のオラクルネットワークです。 信頼性の高い情報をブロックチェーンに与えることでオラクル問題を解決すると言われています。 参考

スマートコントラクトは自己実行ができず、 外部の誰かが実行を行う必要があります。

従来の自動実行方法には、 外部サーバーにスクリプトを用意して実行させることや、 手作業で実行させるなどがありますが、 サーバーが単一障害点となるリスクや手作業の効率性などの問題がります。

chainlinkには、 トークンの市場価格を提供するなどのオラクルネットワークで使用しているものと同じ構造を利用して、 分散型ネットワーク上のノードにスマートコントラクトを実行させる自動化機能があります。 この機能により従来の問題を解決すると言われています。

💁 chainlinkの解決するスマートコントラクトの自動化の問題に関して、 詳しくはこちらをご覧ください。

💁 chainlinkのスマートコントラクトの自動化を実現する仕組みについて、 詳しくはこちらをご覧ください。

🙋‍♂️ 質問する

ここまでの作業で何かわからないことがある場合は、Discordの#avalancheで質問をしてください。

ヘルプをするときのフローが円滑になるので、 エラーレポートには下記の3点を記載してください ✨

1. 質問が関連しているセクション番号とレッスン番号
2. 何をしようとしていたか
3. エラー文をコピー&ペースト
4. エラー画面のスクリーンショット

次のレッスンでは実際に自動化を実装していきます 🎉