キャニスターの設定をしよう
📝 キャニスターの設定ファイルを作成しよう
このレッスンでは、IC上にデプロイをするキャニスターの設定ファイルを作成します。
以下のコマンドを実行し、dfx.json
ファイルを作成します。必ず、icp-static-site/
下(package.json
と同じ階層)に作成してください。
touch dfx.json
作成されたファイルに、以下を書き込みます。
[dfx.json]
{
"canisters": {
"website": {
"type": "assets",
"source": ["dist"]
}
}
}
設定ファイルはJSON
形式で記述され、この設定をもとにキャニスターが作成されます。
"website":
はキャニスターにつける名前です。キャニスターが作成される際mlsv7-lyaaa-aaaag-aatla-cai
のような一意なIDが割り振られますが、これを扱いやすくするために名前をつけることができます。DFXを通じて開発者が実際にキャニスターとやりとりをする際に活用されます。
"type:
は、キャニスターがどのようなタイプであるかを指定します。ICが解釈するためのもので、今回は静的Webサイトを構築する画像やファイルをホストするので、assets
というタイプを指定しています。他には、バックエンドのコードを記述したキャニスターにはrust
やmotoko
といったタイプを指定します。
"source":
は、実際にアップロードしたいフォルダを指定します。ここでは、デプロイコマンドを実行した際に作成される、index.htmlやアセットを格納したフォルダdist
を指定します。