swapを理解しよう
🐣 swap の仕組みを理解しましょう
AMMではアルゴリズムに従ってswapできるトークンの量を決定します。 ここではUniswapと同様に式
を使用します。
yは流動性プールにある一方のトークンYの量、xは他方のトークンXの量です。
kは固定定数です。 つまり、プールにある双方のトークン量の積は常に一定です。
⚠️ 実際には、流動性の提供時やswap時に手数料を考慮するとkは変化しますが、 あくまで
の法則に基づいてトークンの価格を算出しています。
上式を図にすると以下のような曲線を描きます。
xの量が増えるほどyの量が減り、yの量が増えるほどxの量は減るような式になっています。
つまりトークンXからYへswapする場合は、ユーザからプールへXの送信がありプール内にXの量が増えるので、 プール内のYの量は減らします。 減らした分のYの量をユーザへ送信することでswapが完了します。
今の処理を図で見てみましょう。 トークンXからYへのswap時、プール内のトークンの量の変化は下の図のA地点->B地点への移動で表すことができます。
逆にトークンYからXへのswapは以下のように考えられます。
このようにAMMの内部では基本式に基づいて価格決定をしています。
X->Yへのswapが続きプール内にXの量が増えるだけ、同じXの量でswapできるYの量は減ります。 Xの価値は下がりYの価値は上がります。