VercelにWebアプリケーションをデプロイしよう!
😎 Web アプリケーションをアップグレードする
ここまででMVPは完成です。
MVPを起点にしてWebアプリケーションのアップグレードにチャレンジしてみましょう。
※ 以下は一例です。
1. Webアプリケーションに接続したユーザーのウォレットアドレスを表示する(ヒント: item.userAddress.toString())
2. それぞれのGIF画像に「いいね数」が表示される「いいね」ボタンを実装する。
3. GIFデータ送信時に表示されるローディング画面を実装する。
🙉 .envプロパティを設定する
Git hubなどにコードをアップロードする際は、秘密鍵や構成ファイル等の見られたくないファイルはアップロードしないように設定する必要があります。
まず、ターミナルでプロジェクトのルートディレクト リまで移動し、以下のコマンドを実行しましょう。
yarn add --dev dotenv
dotenvモジュールに関する詳しい説明は、こちらを参照してください。
dotenvをインストールしたら、ルートディレクトリ直下に.envファイルを作成し、以下のとおり更新します。
※ 以下は記載例です(プログラムIDには作成したものを入れてください)。
SOLANA_NETWORK=devnet
⚠️ 注意
ファイルの先頭に
.がついているファイルは、「不可視ファイル」です。
.がついているファイルやフォルダはその名の通り見ることができないので、「隠しファイル」「隠しフォルダ」とも呼ばれます。操作されては困るファイルなどは、このように「不可視」の属性を持たせて、一般の人が触れられないように設定しておきましょう。
.envを更新したら、App.jsファイルを以下のとおり更新してください。
※ require('dotenv').config();はimport文の直下に追加し、clusterApiUrlの引数をprocess.env.SOLANA_NETWORKに変更してください。
require("dotenv").config();
// ネットワークをdevnetに設定します。
const network = clusterApiUrl(process.env.SOLANA_NETWORK);
最後に.gitignoreに.envが含まれていることを確認しましょう。
また、その他の機密ファイルも併せて追記しておきましょう。
.gitignoreの中身が以下のようになっていればOKです。
node_modules
.DS_STORE
.env
これで、GitHubにアップロードしたくない情報をアップロードしないで済みます。