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lesson-3_ローカル環境にコントラクトをデプロイしよう

🐣 テストネットにデプロイする​

前のセクションでスマートコントラクトが書けたので、次はそれをデプロイします。

🦊 MetaMask に Polygon Network を追加する​

MetaMaskウォレットにMatic MainnetとPolygon Amoy-Testnetを追加してみましょう。

1 . Matic Mainnet を MetaMask に接続する

Matic MainnetをMetaMaskに追加するには、次の手順に従ってください。

まず、Polygonscan に向かい、ページの一番下までスクロールして、Add Polygon Networkボタンをクリックします。

下記のようなポップアップが立ち上がったら、Switch Networkをクリックしましょう。

Matic MainnetがあなたのMetaMaskにセットアップされました。

2 . Polygon Amoy-Testnet を MetaMask に接続する

Polygon Amoy-TestnetをMetaMaskに追加するには、次の手順に従ってください。

まず、amoy.polygonscan.com に向かい、ページの一番下までスクロールして、Add Amoy Networkボタンをクリックします。

Matic Mainnetを設定した時と同じ要領でPolygon TestnetをあなたのMetaMaskに設定してください。

🚰 偽 MATIC を入手する​

MetaMaskでPolygonネットワークの設定が完了したら、偽のMATICを取得していきましょう。

こちら にアクセスして、下記のように偽MATICをリクエストしてください。

Sepoliaとは異なり、これらのトークンの取得にそれほど問題はないはずです。

1回のリクエストで0.5 MATIC（偽）が手に入るので、2回リクエストして、1 MATIC入手しましょう。

⚠️: Polygon のメインネットワークにコントラクトをデプロイする際の注意事項

Polygon のメインネットワークにコントラクトをデプロイする準備ができたら、本物の MATIC を入手する必要があります。

これには 2 つの方法があります。

  1. イーサリアムのメインネットで MATIC を購入し、Polygon のネットワークにブリッジする。

  2. 仮想通貨の取引所（ WazirX や Coinbase など）で MATIC を購入し、それを直接 MetaMask に転送する。

Polygon のようなサイドチェーンの場合、2の方が簡単で安く済みます。

✨ スマートコントラクトを Amoy testnet に公開する​

こちら からAlchemyのアカウントを作成してください。アカウントを作成したら、Appsページの+ Create new appボタンを押してください。

次に、下記の項目を埋めていきます。下図を参考にしてください。

  • Chain: Polygon PoSを選択
  • Network: Polygon Amoyを選択
  • Name: プロジェクトの名前(例: Polygon Mobile dApp)
  • Description: プロジェクトの概要

Create appボタンを押すと、プロジェクトが作成されます。API Keyをクリックすると、表示されたポップアップからKeyを取得することができます（今回のプロジェクトで使用するのは、HTTPSに表示されているものになります）。

これがあなたが本番環境のネットワークに接続する際に使用するAPI Keyになります。

✨ スマートコントラクトを Amoy testnet に公開する​

それでは、実際にコントラクトをデプロイしてみましょう。まずは、scriptsディレクトリの中にあるdeploy.jsを以下の内容で上書きしてください。

const hre = require("hardhat");
const main = async () => {
  const [deployer] = await hre.ethers.getSigners();
  const accountBalance = await deployer.getBalance();

  console.log("Deploying contracts with account: ", deployer.address);
  console.log("Account balance: ", accountBalance.toString());

  const todoContractFactory = await hre.ethers.getContractFactory(
    "TodoContract"
  );
  /* コントラクトに資金を提供できるようにする */
  const todoContract = await todoContractFactory.deploy();

  await todoContract.deployed();

  console.log("TodoContract address: ", todoContract.address);
};

const runMain = async () => {
  try {
    await main();
  } catch (error) {
    console.error(error);
    throw new Error("there is error!");
  }
};

runMain();

次にhardhat.config.jsの既存の内容をすべて削除し、以下のコードに置き換えてください。

solidityのバージョンはあなたが使用しているものに合わせて変更してください。

//hardhat.config.js
require("@nomicfoundation/hardhat-toolbox");
require("dotenv").config();

const { PRIVATE_KEY, STAGING_ALCHEMY_KEY } = process.env;

/** @type import('hardhat/config').HardhatUserConfig */
module.exports = {
  solidity: "0.8.19",
  networks: {
    amoy: {
      url: STAGING_ALCHEMY_KEY || "",
      accounts: PRIVATE_KEY ? [PRIVATE_KEY] : ["0".repeat(64)],
    },
  },
};

それでは、hardhat.config.jsに設定する値を準備します。packages/contractディレクトリに.envファイルを作成して次のように記述しましょう。

STAGING_ALCHEMY_KEY=YOUR_ALCHEMY_KEY
PRIVATE_KEY=YOUR_PRIVATE_KEY

では早速デプロイ作業に移りましょう。ターミナルで以下のコマンドを実行します。

yarn contract deploy

下のようになっていれば成功です！

Deploying contracts with account:  0x04CD057E4bAD766361348F26E847B546cBBc7946
Account balance:  287212753772831574
TodoContract address:  0x14479CaB58EB7B2AF847FCb2DbFD5F7e1bB17A08
  • TodoContract のアドレスは後ほど必要になるので、PC 上のわかりやすいところに保存しておきましょう。

次は、Flutterアプリケーションへ接続していきましょう。

🙋‍♂️ 質問する​

ここまでの作業で何かわからないことがある場合は、Discordの#polygonで質問をしてください。

ヘルプをするときのフローが円滑になるので、エラーレポートには下記の3点を記載してください ✨

1. 質問が関連しているセクション番号とレッスン番号
2. 何をしようとしていたか
3. エラー文をコピー&ペースト
4. エラー画面のスクリーンショット

ターミナルの出力結果をDiscordの#polygonに投稿して、コミュニティにシェアしてください!

次のセクションに進んで、Flutterアプリケーションへの接続を開始しましょう 🎉